BL同人女のぼやき

色々思うことがあって匿名で漏らしたくなった。
前もって書いておくが恐らく感情的な文章になるだろう。
読みにくかったらごめん。
とは思っているが思いのままを書き綴るので斜め読みしてくれたら幸いだ。

私はかなりブームになった(今も盛り上がってはいる)ソシャゲのとあるカプにハマって同人をしていた。
正確に言えばまだ辞めてはいないが暫くイベントに参加をしたり本を出したりしていない。
このことに関する話は後にするが、まあハマっているそのカプをA×Bと表記しよう。
A×Bはジャンル内でもかなり大きなカプで、オンリーやプチオンリーなども開催されてる。
一時期はpixivを賑やかせてもいた。
そんなカプにハマって私は同人をしている。
ジャンルバブルにあやかったのか最初の頃はブクマ千越えだったりとそこそこ売れた。
A×Bにハマる前にも同人を少ししていたが初めて再版をしたり、牛歩などではなく自分のスペースに列が出来たりと承認欲求を物凄く満たされる経験もした。
嬉しいことが多く浮かれていたのだろう。
それを指摘するように拍手やメッセージなどで「つまらない」や「A×Bの面汚し」だったり「さっさと辞めろ」や「○○さん(A×B内で人気のある方)にすり寄るな」などという意見を貰うようになった。
天狗とまではいかないが浮かれていただけに凹んだ。
それでもA×Bの妄想はとめどなく溢れていたのでpixivに投稿したし本も出した。
暫くしてTwitterのアカウントに捨て垢からのリプライ爆撃が始まった。
同時にpixivへの嫌がらせもエスカレートしてきた。
かなり心に来ていたがそれでもA×Bが好きなので書き続けた。
書いている間は妄想に浸り幸せだったし、幸いにも私の書く作品を好きだと言ってくれる人が居て、更にA×Bで友達も出来た。

そんなこんなで一年くらい経った時に参加したとあるイベントで感想のお手紙を頂いた。
差し入れの中に入っていたので気付くのが遅くなってしまった(同人経験者ならあるあるだろうが差し入れを在庫と共に搬出したのだ)
友人にスペースを頼み挨拶回りをしていた時に頂いたのだろう、差し入れの袋にも見覚えがなかった。
私は感想とはほぼ無縁だったので大喜びして開けた。
手紙には「作品が○○さんのパクリ」や「A×Bの品格を貶めているのでやめろ」などという内容を中心とした罵詈雑言が認められていた。
ショックを受けながら袋にまだ物が入っていたので恐る恐る確認すると害虫の死骸が別の袋に封入された状態で入っていた。
他の差し入れをくれた人たちには申し訳ないが袋越しとはいえ一緒くたにしていたので捨てた。
というか段ボールごと捨てた。
在庫なんもかんも全て。

A×Bというカプにいることが猛烈に怖くなってきた。
今まで画面越しの匿名を隠れ蓑にした状態から突然実行に移され、現実味を帯びたのだ。
けど相反するようにA×Bが好きだ。
困ったことにこんなことがあってもジャンル自体もA×Bも好きなのだ。
自分でもバカだとは思う。
でも「好きなものは好きだからしょうがない」というやつなのだ。

結果、暫くイベントに参加することを辞めた。
pixivに投稿する頻度も落とした。
というかモチベーションの関係で前より書けなくなったので結果的に落ちた。
それでもTwitterのアカウントは変えることなく好きなようにA×Bの妄想を垂れ流したり、好きな作家さんと交流したりした。

それから暫く経った後に久々にイベントに参加した。
時間はあったので本はかなり気合いを入れたものにした。
正直今でもかなり気に入っている。
そんなイベントの直前でA×Bで仲良くなった人と縁が切れた。
私が受けていた嫌がらせのとばっちりを喰らったからだと後になって人伝に聞いたが当時は分からず凹んだ。
正直、イベントを休むことも考えたが印刷代という問題もあるので参加した。
有り難いことに少しは本が売れ、差し入れも頂いた。
暇だったので差し入れを覗いた。
封筒が入っているものを見つけたので開く。
カッターの刃が入っていた。
やっと落ち着いていた恐怖が一気に込み上げ、イベント会場に居ることが怖くなる。
友人が手伝いで来ていてくれたので具合が悪いと伝えてほぼほぼ撤収作業をやってもらい、昼ちょっと過ぎに会場を脱した。

ここまで来ると怖い。めちゃくちゃ怖い。
っていうか心が完全に折れた。
相手の主張が全く理解できない。
悩んだ末に警察に相談した。
最早疑心暗鬼だったんだけどフォロワー四桁だったのを一人一人チェックしてA×B表記の無い人中心にブロック、ブロック解除を繰り返し三桁にまで減らした。
しかしネット上の匿名な嫌がらせは止まらない。
あれやこれやでアカウントも消せない。
それでもA×Bの話がしたい!
凄くバカなのは分かっている。
でもそれが生き甲斐なのだ。
なので思いきって新しく鍵垢を作った。
本当に信頼できる人のみに知らせて、見たい作家さんをフォローした。
嫌だなって少しでも感じたものはミュートした。
これが物凄く快適でビックリした。
今までのアカウントが鍵なしだったこともあり、発言やRTなどを色々考えて自粛していたので物凄い解放感!
前よりも作家さんで繋がっている人は減ったし、読み専の人とは全く接しない環境だけど楽しくA×Bライフを楽しんでいます。

なんでそんな報告的なのを認めているかというと今日、やっとこ色々なことが終結した。
簡単にいうと嫌がらせをしていた一人を特定し、慰謝料を支払って貰った。
でも殆ど様々な作業費で消えた。
っていうか諸々なこと換算したら赤だ。
しかもまだ一人。
判明した人程ではないが他にも匿名で心ない言葉を投げつけ、私の周囲に迷惑をかけた人は野放しだ。
故にもう私は前のアカウントに戻る予定はない。
憧れの作家さんや私の作品を読んでくださっている人と交流が出来ないのは悲しいし辛いが、叩かれない安堵を改めて知ってしまったからには戻れない。

匿名で叩くのはとても簡単だ。
「下手くそ」「つまらない」も感想と言えば確かにそうだが、それを言われ続ける側のことも考えて送った方が良いと思う。
まあ、思い止まれるならそもそも送り付けないと思うが。
最近、とある野球選手が奥さんを貶した人を訴えたという話題も目にしたが今一度、言葉を投げつける前に考えた方が良い。
あとネットの匿名は意外と簡単に暴かれるものということも認識を改めた方が良いと思う。
リアルだろうがネットだろうが自分の言動には否が応でも責任がついて回るのだ。
ちなみに私は「つまらない」の一言に傷付いた人間だ。
趣味でやっていることにどうして口出しされなきゃいけないんだろうと腹もたった。
思えばそんな人からみたらたわいもない言葉をきっかけにこの途方もない沼に沈んでいった気もする。

そして更に言えば、バカのようにA×Bを楽しめているのは私の拙作にプラスの感想をくれ続けた人がいるからだ。
友人もさることながら見知らぬ人も私に感想をくれ続けたのだ。
それこそ画面越しの匿名の誰かだ。
本当にありがたい。
折れた心を修復してくれたのは「好きです」の一言だ。
もしこのダラダラと書き綴ったブログと言う名のぼやきを読んでくれた人で、同人に関わらず好きな作家さんが居て感想を欲しがっているのなら一言で良い、プラスの言葉を投げ掛けてあげて欲しい。
まぁ、私の意見なのですが。

内容が内容なので今まで誰にも吐き出せなかったので記念で書いてみたけれど、書いてスッキリした。
イベントに参加するのはまだ怖い。
でもまたイベントに参加してみようと思う。
お付き合い下さりありがとうございました。